カードの数字と柄を当てる!好きな数をめくるとそこに予言カードが出現
マジックの現象
観客だけがカードを1枚覚えます。
それをマジシャンがシャッフルし、「好きな枚数山からめくるのでおっしゃってください」と言います。
「8」と言った観客に合わせ8枚めくりますが、出たのは違うカードでした。
「魔法をかけますね」と再度シャッフルして8枚めくるマジシャン。
8枚目に現れたのは、今度は本当に観客が覚えたカードでした!
準備するもの
- 通常のトランプ
必要なのはトランプだけです。
種明かし・実演方法
以下よりマジックの種明かしと、実演方法をご紹介します。
マジックの手順解説
今回の動画での種明かしでは覚えやすいようにスペードの1を一番下に置いておきます。
そして、カードを広げ、1枚だけ選んでもらいます。
残りのトランプを半分にし2つの山を作ります。
片方は手に持って、もう片方は置き、置いてあるほうに選んでもらったカードを置いてもらいます。
手に持っていた方の山を選んだもらったカードが乗せてある山の上に置きます。
こうすることで、確認して覚えておいたスペードの1で重ねることです。
次に、まとまっているトランプの山をさりげなく確認します。
そうすると「スペードの1」の右側に相手の選んだカードが来ているのでそこでまた2つに分けて、相手の選んだカードが1番上にくるように持ってきます。
あとは、相手の選んだカードが1番上にくるようにほかのカードをシャッフルします。
ここで、相手の方に5~20の間で好きな数を選んでもらいます。
今回は7ということにしておき、山札の上から順にめくっていき「これで出たらすごいですね」と言いながらめくり「出ないです」などと言い山札の上に先ほどのカードを戻します。
もう1度先ほどと同じように7枚置いていってもいいのですが怪しまれてしまう可能性があるので一応表向きにして、「今回なぜでなかったのかと言いますと、指を鳴らしてなかったからです」と言いトランプをシャッフルていきます。
この時に上のカードの束は一緒にシャッフルしないように気を付けましょう。
最後に
そして、最後に山札の上から7枚置いていくと7枚目に相手の選んだカードがきている、というようなマジックです。
相手に怪しまれないようにするには手の動きとしゃべりを一緒にすることが大切になります。
ミスディレクションと呼ばれるテクニックを活用します。
ミスディレクションとは
ミスディレクションとは、ディレクション(=方向性)をミスさせる、つまり、観客の注意を間違った方向に向けて、秘密動作や真実から逸らせる技術のことを指す。
心理的手法の1つ。
フィジカル(physical 身体的)、サイコロジカル(psychological 心理的)、タイム(time 時間)の三種類がある。
例えば、カードを広げて「この中から1枚選んでください」というよりも、「この中から1枚選んでください」と言いながらカードを広げることによって上手にも見られるのでこういったことも先ほどのマジックと一緒に練習してみるのがおすすめです。
参考動画
今回の記事は以下の動画を参考に作成しました。
より具体的なムーブを知りたい方は、ぜひご参照下さい。