胴体に剣を指す手品の仕掛け。定番だけどスリルはMAX

準備するもの

1. 鋭利な剣
2. ダミーの曲がる剣
3. トリックの施されたコルセット

種明かし・実演方法

以下よりマジックの種明かしと、実演方法をご紹介します。

最初は本物の剣を見せる

このトリック最大の肝は、女性を刺す手前でダミーの剣とすり替わっているという点です。

最初のりんごを切り裂いた時は、切れ味抜群の凶器でしたが、刺す時の剣はぐにゃぐにゃと曲がるアルミの剣でした。

これは完全に鉄製のメジャーと同じものと考えて良いでしょう。

やや中くぼみに曲がっているのでピンと立ちますが、折り曲げるのは容易ですよね？

途中から、こちらのメジャーで出来た剣にスリカエます。

りんごを捨てる時にすり替える

切り裂いたりんごを客によく見せ、そちらに意識を集中させている間に剣を変えましょう。

スタッフをもうひとり用意し、さり気なく後ろから入れ替えさせてもよいですし、机に一度剣をおき、その時に持ち替えても良いです。

このリンゴを切り裂くシーンは、ただの演出に見えますがトリック上は非常に重要なのです。

トリックを施したコルセットに刺す

あとは、グニャグニャ曲がる剣を女性のコルセットに向けて刺すだけです。

くれぐれも本物で刺さないように(万が一刺しても大丈夫なように、硬いコルセットを利用する)

コルセットに剣の入り口と出口を細工しておき、剣が曲がりながら女性の後ろまで突き抜けるようにします。

剣はぐっと押すだけで、このコルセットでできたトンネルを曲がりながら進み、後ろから飛び出します。

客は目を丸くして驚くことでしょう。