帽子から兎や鳩など何でも出す。古典的だけどウケは良い
マジックの現象
ハットの中に何もないことを確認し、穴を下向きにして机に置きます。
その後、マジシャンが机の上に置かれたハットを裏返します。
マジシャンが魔法を掛けるようなそぶりをします。
すると、先程まで空だったシルクハットの中から兎が出現しました。
準備するもの
- テーブル
- 兎袋
- シルクハット
種明かし・実演方法
以下よりマジックの種明かしと、実演方法をご紹介します。
兎は机の下に隠れていた
帽子の中から突如出現した兎、いったいどこから現れたのでしょうか?
答えは簡単。テーブルのフチに袋に入れられた状態で引っかかっていたのです。
その兎入りの袋をシルクハットを持ち上げるのと同時に、ハットの中に入れていたんですね。
こんな感じです。
兎や鳩を収納する袋は市販のものがあるようなので、マジックショーなどを検討している方は入手してみては?
amazonでは「鳩袋」として検索するとヒットします↓
高級品もありますが、1000円程度のもので十分。ただの袋だし。
雑にやるとバレる、繊細なマジック
今回のマジックは簡単に見えますが、実はなかなかコツがいります。
まず、ハットを持ち上げながら袋を中に入れる動作をすばやく行う必要があります。
そして、その動きをできるだけ自然に見せなくてはいけません。
相手に
などと話しかけながらムーブすることで、あまりバレずに兎を仕込めます。
俗に「ミスディレクション」と呼ばれるテクニックを駆使するわけですね。
ミスディレクションとは
ミスディレクションとは、ディレクション(=方向性)をミスさせる、つまり、観客の注意を間違った方向に向けて、秘密動作や真実から逸らせる技術のことを指す。
心理的手法の1つ。
フィジカル(physical 身体的)、サイコロジカル(psychological 心理的)、タイム(time 時間)の三種類がある。
兎は鳩に変えたり、小物に変えたり、色々とアレンジ可能です。
また、シルクハットがなくても、深みのある帽子であれば何でもOK。
古典的ですが、愛され続ける理由のある驚きのマジックです。
子ども達は特に、目を丸くして大はしゃぎすることでしょう。
ぜひトライしてみてください。
参考動画
今回の記事は以下の動画を参考に作成しました。
より具体的なムーブを知りたい方は、ぜひご参照下さい。