学校で簡単にできる!消しゴムを消すシンプルなマジック
マジックの現象
マジシャンが手に消しゴムを握っています。
そこに3回「1!2!3!」とペンを振りながら魔法をかけます。
手を開くと、そこにはもう消しゴムはありませんでした。
準備するもの
- ペン
- 消しゴム
種明かし・実演方法
以下よりマジックの種明かしと、実演方法をご紹介します。
このマジックは、学校でサクッと出来る簡単なマジックになります。
ペンと消しゴムさえあれば出来る、本当にとても簡単なマジックです。
内容としては、「消しゴムを消すマジック」になります。
実演方法
まず、消しゴムを握ります。
そして「これは魔法のペンです。
三回叩けば、消しゴムが消えますからね」とセリフパフォーマンスを行います。
そして、1・2・3の合図で、ペンで消しゴムを消すマジックをかける動作をします。
ここで、まずは、魔法のペンが消えるマジック一旦披露することになります。
どういうことなのかというと、1・2・3とカウントする際、2と3のタイミング(少し、ペンを振りかざしながらカウントを行って下さい!)で、耳にかけてください!!
これは、見ている人の目線を消しゴムに集中させているからこそ出来る仕掛けになります。
その後、ペンの存在を明らかにして、同じようにカウントを行います。
そして、カウントを終了し、手のひらを見せた時点で、消しゴムは消えているという状況になっているわけですが・・・・。
問題は、どのタイミングで消しゴムを消したのかという事ですね。
実は、先ほどのペンを消すマジックがポイントとなります。
ペンのネタ晴らしをするタイミングでは、相手の目線が耳元のペンへいっているはずです。
そして、ペンを耳からとるタイミングで、【手の中の消しゴムを机の下に落としてください。】
そして「次はちゃんと消しましょう!」とセリフパフォーマンスを行い、同じようにカウントをとれば、手の中の消しゴムは消えているという状況が出来上がるわけです。
これは視線誘導、いわゆるミスディレクションという、反射を使って相手の目線をよそ見させるという技を使っています。
ミスディレクションとは
ミスディレクションとは、ディレクション(=方向性)をミスさせる、つまり、観客の注意を間違った方向に向けて、秘密動作や真実から逸らせる技術のことを指す。
心理的手法の1つ。
フィジカル(physical 身体的)、サイコロジカル(psychological 心理的)、タイム(time 時間)の三種類がある。
相手の視線を、消しゴム→耳元のペン→消しゴムを誘導し、その隙間でネタを仕掛けているというわけです。
さいごに
使うものは、ペンや消しゴム以外(指輪などもあり!)でもOK!
なかなか応用の効く手軽なマジックです 是非、練習して、やってみてください!
参考動画
今回の記事は以下の動画を参考に作成しました。
より具体的なムーブを知りたい方は、ぜひご参照下さい。