選んだカードが箱を突き抜けて出現!定番貫通マジックのネタを大公開

準備するもの

1. トランプ一組
2. カードボックス

種明かし・実演方法

以下よりマジックの種明かしと、実演方法をご紹介します。

ブレイクを巧みに使った秀逸マジック

今回は、マジックの基本テクニックである「ブレイク」を上手く使える人向けのトリックとなります。

2つのマジックが組み合わさって1つのマジックが完成していると言ってもいいでしょう。

「ブレイク」については以下、ご参照下さい。

ブレイクとは

小指の先をカードに挟むことで、デックを2つに分けたまま保持するテクニックを指す。

トランプマジックの基本テクニックの1つ。

「ダブルリフト」と呼ばれるテクニックと組み合わせて使用される事も多い。

相手の選んだカードをデックトップへ

相手がどんなカードを選んでも対応できます。

相手の選んだカードを「ブレイク」を使って保持しつつ、シャッフルしてデックトップへ持ってきます。

これが第一のマジックです。

デックトップへ特定のカードを移動するテクニックは様々ありますので、好きな方法でどうぞ。

僕は「クラシックパス」で持ち上げるのが好きです。

パス(Pass)とは

パスとは、秘かにカードの上半分と下半分を入れ替える技法を指す。

• クラシックパス
• カバーパス
• インビジブルパス

といったパスが有名。

非常に高度なテクニックだが、汎用性が高く効果も大きい。

とにかく、デックトップにカードがくればそれで良いのです。

ボックスにデックを入れる

デックトップをブレイクし、デックトップより下を全てボックスへ入れます。

この時、デックトップの１枚だけはボックスの下側に入り込んできますので、親指などを使って保持します。

フタを閉め、「デックが完全に奥まで入っています」などと言ってフタを閉めます。

ボックス下のカードを取り出す

後は、ボックスを下に叩きつけながら、ボックス下に保持していたカードを解放します。

勢いよく動かすことで、ボックス下のカードを察知されるリスクを軽減できます。

大胆にやりましょう。

「おや？カードが１枚すり抜けてしまったようですね」

などと言って、相手の選んだカードを示し、終了します。