即席で出来る、物を宙に浮かせるマジック!超簡単
マジックの現象
マジシャンがカードを手に持っています。
「吸引力で浮かせます」と言って息を吸うと、マジシャンが持っているカードが手の間で徐々にフワフワと浮遊しはじめます。
息を止めると浮遊が止まりました。マジシャンは本当に息を吸う力だけでカードを浮かせてしまったのでしょうか?
準備するもの
- 浮かせるもの(トランプなどのカードが理想)
※重いものは、このマジックには向いていません
種明かし・実演方法
以下よりマジックの種明かしと、実演方法をご紹介します。
これは、誰でも即席で出来る、物を宙に浮かせるマジックになります!
出来ない人はいないくらい、簡単なマジックですので、ご安心ください。
※逆に、本格的なマジックを求めている方にとっては拍子抜けするような内容になっている可能性があります..。
実演方法
まず、浮かせるもの(トランプなどのカードが理想)を用意します。
もちろん当然ですが、本当に宙に浮かせることは出来ません。
なので、宙に浮いているように見せるマジックになります。
次に、マジックを見せる相手に対して、浮かせるものに何も仕掛けが無いことを確認してもらってからの方が良いでしょう。
そのあと、相手に対して、手の甲を見せる形で、両手で、浮かせるものを挟みます。
(イメージでは、本を垂直にして読書をする感じですね)
そして
などと一言添えて、息を吸うパフォーマンスを行います。
このタイミングで、相手に対して物が浮いているように見えます!
では、なぜ浮いているように見えているのかをご説明します。
実は、ちょうど浮いているタイミングで、マジックを行う人の横や後ろ側から見ると、一目瞭然です。
まずは、息を吸うタイミングで、親指以外の指を、浮かせるものから離します。
ここで、何もしなければ、もちろん物は落ちますね。
しかし、相手に見えないように親指で物は挟み続けて下さい。
親指だけで物を真横から挟むことになりますので、重いものは、このマジックには向いていないかもしれません。
そうすることによって、相手からは親指以外の指から物は離れて見えているので、錯覚によって宙に浮いているように見えるわけです。
浮遊させるコツ
より浮いているように見せるコツとしては、物を少し揺らすことがポイントです。
不安定で微妙に宙に浮いているように見せることも、大事になってきます。
それなりの演技力も求められるということですね。
ちなみに、このマジックの弱点は、角度に非常に弱いことです。
基本的には、真正面に座っている相手に対して行ってください。
(角度によっては、滑稽な様子に見えてしまいます・・・)
ちなみに、このマジックを成功させるには、いくつかのポイントがあります。
指の間は、必ず閉じる。
マジックを行っている最中、宙に浮いている様子を見せることに集中しすぎて、指の隙間から親指が見えてしまう場合があります。
隙間から、物を挟んでいる親指が見えてしまっては、仕掛けがバレバレですので、気を付けましょう。
両手の間隔を、必ず少し開ける。
逆に、親指を隠そうとしっかり手で覆ってしまうと、浮いているもの自体が全く見えません。
あくまでも、浮遊マジックですので、必ず隙間を作り、相手に物が見えるようにしましょう。
行う時の高さに気を付ける。
マジックは、必ず相手の目線の高さに気を付けて行ってください。
理想的な高さは、親指が相手の目の高さになる高さです。
相手が座っていたら、それに合わせて座った高さにする
これも大事なポイントです。
さいごに
これらのポイントをしっかり押さえれば、誰でも物を浮かせる達人になります!
是非、やってみてください。
参考動画
今回の記事は以下の動画を参考に作成しました。
より具体的なムーブを知りたい方は、ぜひご参照下さい。