破ったティッシュを復活させるお手軽な手品。
マジックの現象
マジシャンがティッシュをビリビリに破り、手の中に丸めて入れました。
マジシャンがその手をもみはじめます。
すると..なんと破れていないティッシュに戻ってしまいました!
準備するもの
- ティッシュペーパー 1枚
※分離させて実際には2枚のティッシュペーパーを使用します
種明かし・実演方法
以下よりマジックの種明かしと、実演方法をご紹介します。
マジックの手順
下準備①
1枚のティッシュを2枚にします。
ティッシュ1枚は、たいてい薄い2枚のティッシュが重なり合って出来ています。
ぴったり重なっている2枚をはがして1枚ずつにします。
下準備②
はがした1枚のティッシュを隠し持ちながら、もう1枚のティッシュを観客に見えるように持ちます。
上ではがした1枚のティッシュを小さく折りたたんで、片方(たとえば左手)の手のひらの中に隠し持っておきます。
ここで隠し持ったティッシュを「ティッシュA」としておきましょう。
「ティッシュA」を隠し持ちながら、もう1枚のティッシュ(「ティッシュB」と呼ぶことにします)を観客に見えるように持ってください。
もう一つの実演方法
「ティッシュA」を、「ティッシュB」の角に隠します。
「ティッシュA」を隠した部分を手(たとえば左手)で持って、観客に見せてください。
ショータイム
いよいよここから、観客の目の前で行うマジックの始まりです。
下準備の②でやったようにティッシュを持ちましょう。
観客に手を見せる
手に広げているティッシュ以外は何も持っていないことを観客に見せます。
片手(左手)に「ティッシュA」を隠し持ちながら、観客に「ティッシュB」を見せてください。
上の「※もう一つの実演方法※」でやっている人は、「ティッシュA」が観客から見えないように、「ティッシュA」を隠している部分から手を離さずに観客に見せましょう。
ティッシュを破く
ティッシュを破きます。
左手で「ティッシュA」を隠している場合、左手で(「ティッシュA」を隠し持ちながら)「ティッシュB」を持ち、右手で「ティッシュB」をビリビリ破いていきます。
もちろん「ティッシュA」は隠れているので無事です。
「ティッシュB」を破くとき、「ティッシュB」を破った切れ端は全部右手の中にまとめて持っておきます。
破き終わったら、「ティッシュB」の切れ端全部を両手で丸めていきます。
「ティッシュA」も一緒に丸めてしまわないように注意しましょう。
ティッシュをすり替える
「「ティッシュB」の切れ端を丸めたかたまり」と「「ティッシュA」」を両手の中ですり替えます。
ここがこのマジックのポイントです。
「ティッシュB」の切れ端を丸めていくと、両手の中には「「ティッシュB」の切れ端を丸めたかたまり」と「「ティッシュA」」の2つがあります。
ここで「「ティッシュB」の切れ端を丸めたかたまり」と「「ティッシュA」」をすり替えます。
ミスディレクションなども活用して自然に実演してみてください。
ミスディレクションとは
ミスディレクションとは、ディレクション(=方向性)をミスさせる、つまり、観客の注意を間違った方向に向けて、秘密動作や真実から逸らせる技術のことを指す。
心理的手法の1つ。
フィジカル(physical 身体的)、サイコロジカル(psychological 心理的)、タイム(time 時間)の三種類がある。
左手には「「ティッシュB」の切れ端を丸めたかたまり」を隠し持ち、右手には「「ティッシュA」」を持つことになります。
フィニッシュ
ここまで来たら、お客さんの目の前で「「ティッシュA」」を広げていけば、マジック大成功!!
この説明では「ティッシュA」を左手で隠していましたが、もちろん右手で「ティッシュA」を隠してもOKです。
その場合はこの説明の「左手」と「右手」を入れ替えて読みながらやってみてください。
参考動画
今回の記事は以下の動画を参考に作成しました。
より具体的なムーブを知りたい方は、ぜひご参照下さい。